初めての注文住宅！メリットや選び方などの初心者が得するお役立ち情報を詳しく解説

注文住宅では工法を選択することができる？

注文住宅は、家族の希望や建築用地の環境に合わせて建築工法を自由に選択することができます。
建売住宅は、既に竣工しているので建築工法が決まっており、多くの物件が建築コストが安い在来工法やツーバイフォー工法がほとんどです。
しかし、注文住宅は、建築用地すら持っていない依頼者も少なくなく、建築用地を探すところから始めるので建築方法が決まっていない依頼者がほとんどです。
その為、建売住宅の様にコストの安い在来工法やツーバイフォー工法にこだわる必要がなく、大きな地震にも対応可能な重量鉄骨や工場生産で工期が短い軽量鉄骨など自由に建築工法を選択することができます。
注文住宅でも、建築基準法違反や建築用地の周辺環境によっては建築工法を自由にできないことがあります。
例えば、建築用までの導入路が狭く曲がりくねっている場合には重機や搬入車が入れないので重鉄骨での建築は不可能であり、用途地域の高さ制限で3階建ての建築が不可能な場合もあるので確認が必要です。

工法の特徴を知ることは満足できる注文住宅の建築に不可欠

注文住宅に採用することができる工法にはいろんなものが有ります。
それぞれに特徴があるので、選択する際には比較しながら検討することが大切になります。
比較する点を一つに絞って選択するもの一つの方法にはなりますが、総合的に考えた方が高い満足度に繋がります。
例えば、仕上がりの見た目だけで選択することが間違いとは言えませんが、注文住宅の価値は見た目だけで決まるわけではありません。
違いの出る要素を理解したうえで、比較することが長い目で見た理想を実現することに繋がります。
工法によって出る具体的な違いの中で、最も大きなものは費用です。
比較的安く建てられるものから、多額の予算を必要とするものまであります。
住宅の耐久性も違いますし、地震に対する強度にも差があります。
断熱性能が高いものや低いものもありますし、建築工事に必要な期間も違います。
それぞれの違いを踏まえて、予算を念頭に置きながら検討することで、長く幸せを感じられる注文住宅になります。